概要
この記事ではVPC(ネットワーク)とEC2(サーバ)を作っていきます。
ネットワーク構成
ネットワーク構成は下記となります。VPC(大きなネットワーク)が1つあり、その中に4つのサブネットワークを作っていきます。サブネットワークはAZ と パブリックかプライベートかで分かれます。パブリックはインターネットからアクセスできるネットワークで、プライベートはインターネットからアクセスできないネットワークです。
VPCとサーバを作る
VPCを作る
まずはVPCを作ります。
- AWSマネジメントコンソールにログインします。
- リージョンを東京にする
- VPCを下記のように作成します。
名前 : blog-wp-12ban
IPv4 CIDR : 10.0.0.0/16
AZの数 : 2
アベイラビリティゾーン : 1a, 1c
パブリックサブネットの数 : 2
プライベートサブネットの数 : 2
1aのパブリックサブネット : 10.0.0.0/24
1cのパブリックサブネット : 10.0.1.0/24
1aのプライベートサブネット : 10.0.2.0/24
1cのプライベートサブネット : 10.0.3.0/24
NATゲートウェイ : なし
VPCエンドポイント : なし
DNSホスト名を有効化 : チェックをはずす
VPC作成後、サブネット名が長くて判別しにくいため、短く分かりやすいように変更します。
EC2でサーバを作る
- AWSマネジメントコンソールにログインする
- EC2へ行く
- リージョンを東京に変更する
- インスタンスを作成する
Ubuntu と Ubuntu Server 22.04 LTS を選択する
インスタンスタイプ : t2.mico
キーペア : いつも使用しているもの or 新しく作成する
VPC : さきほど作成したVPC サブネット : 1aパブリックサブネット
パブリックIPの自動割り当て : 有効化
セキュリティグループを作成する
セキュリティグループ名 : blog-wp-web
ルール1 : 0.0.0.0/0 から ssh を許可する ベストなのはグローバルIPアドレスのみ許可することです。
ルール2 : 0.0.0.0/0 から HTTP を許可する
ルール3 : 0.0.0.0/0 から HTTPS を許可する
作成完了後、少し待って実行中になっていればOK
正しいVPC、サブネットにインスタンスがあるか確認しておきます。
固定IPアドレスをサーバに付与する
- AWSマネジメントコンソールにログインする
- EC2へ行く
- リージョンを東京にする
- Elastic IPアドレスを割り当てる
Elastic IP アドレスが作成されたら、アクションから Elastic IP アドレスの関連付け を選択する
インスタンスで先ほど作成したEC2を選択する
EC2インスタンスの詳細画面からElastic IPアドレスがついていることを確認
ここまででVPCとEC2を作成して固定IPアドレスを設定できました。
次回からはEC2にログインして作業をしていきます。