これはWebサービスをサーバ 1台で構築し、運用を開始して、Webサービスが成長する想定で運用機能の追加、アーキテクチャの変更といったインフラの変化を経験してみようというシリーズです。(ビジネスインフラシリーズと命名)
目的
動いているWebサービスを運用しながらビジネスの変化に合わせてインフラのアーキテクチャを変更していくことは新規で構築する以上に難しいです。そして実際の事業会社での業務はそのような状況が多いです。それらを体験してみよう、というのが目的です。
本シリーズを経験することで、ビジネスの変化とインフラの変化の関係性、そしてインフラのアーキテクチャとはなんなのか、が理解できると思います。
ターゲット
- AWS初心者(0 – 1年程度)
- AWS中級者 ( 1 – 3年程度)
シリーズ全体の流れ
本シリーズでは1台のサーバでWebアプリケーションを作った後に、運用機能を追加したり、アーキテクチャを変更していく流れを取ります。
※ ここで行うサーバなどを作成するとAWSに料金がかかります。
サーバ1台でWordPressを構築する
ビジネスの初期はあまりコストをかけられません。よってサーバ1台でWebアプリケーションを作っていきます。
- AWSでネットワーク、サーバを構築する
- WordPressをインストールする
- ドメインとHTTPSの設定をする
- 監視、バックアップ、パッチ適用機能を追加する
- クラウドアーキテクチャへ変更する